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大都会の片隅で、孤独にさいなまれ、虚勢をはることしかできない高校生、ポール。
唯一の慰めだった音楽が、父の手によって取り上げられた時、彼がとった行動とは……?
柿沼瑛子先生監修による翻訳で、ゲイ小説の古典が現代に蘇りました。
二十世紀初頭のアメリカを代表する純文学をいくつも書き残したレズビアン作家、ウィラ・キャザーは、いったいどのような心境でこの小説を書いたのでしょう? ワークショップメンバーによる、作品の背景と考察も収録した、充実の一冊です。
『ポールの場合』オフセット版は、完売しております。2020年4月、Kindle版で出し直しておりますので、そちらをご覧下さい。
電子書籍版『ポールの場合』(別窓)
copyright(C) 純原悠漓/翻訳ワークショップ 2009,2020.
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Narihara Akira
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