2021年7月、
中野区のLOUDが、コロナ禍の影響でスペースを閉鎖したため、
当会の開催を終了いたします。
現時点では再開予定はありません。
もし類似の団体が見学者を募集していても
当会とは関係ございませんので、よろしく御了承下さい。
こちらのサイトはしばらく残しておきます。
もし、別の形で再開する場合は、こちらでご案内いたします。



LOUD「レズビアン小説翻訳ワークショップ」

翻訳ワークショップで扱った課題『キャロル』が
2015年12月4日に発売! 後書きもチェック!
詳細はこちらから。

金原瑞人さんの翻訳文学紹介冊子『BOOKMARK』第10号で、
『キャロル』が紹介されています。バックナンバーの
ページでご確認下さい。
また、2019年秋、今までの冊子がまとめて単行本化されました。
http://www.kanehara.jp/bookmark/
『翻訳者による海外文学ブックガイドBOOKMARK』

当ワークショップで翻訳したTS論文「帝国の逆襲」が、2005年夏、
『セックス・チェンジズ』(作品社)に収録されました。好評発売中


* ご紹介 * FAQ * BBS * リンク集(LOUD含む) * 問い合わせ *


●当ワークショップの歴史とご紹介: TOPへ

【レズビアン小説翻訳ワークショップ】は1995年末に、中野LOUDのファンドレイジングのために結成され、翻訳家の柿沼瑛子先生を講師にお迎えして26年目を迎えた、歴史あるワークショップです。今まで、ジェイン・ルール、キャサリン・V・フォレスト、ドロシー・アリソン、レスレア・ニューマン、E・ホワイト、ウィラ・キャザー、サンディ・ストーン、パトリシア・ハイスミス、アイヴァン・カヨーテ、サラ・ウォーターズなどの小説や評論、伝記などを教材として、それぞれのメンバーの翻訳力向上に努めてきました。
最終的な目標は、プロ翻訳家の輩出、新たなレズビアン文学の翻訳書発行ですが、それ以外にも英語力向上、レズビアン文化の検証など、様々な要素を含んだワークショップとなっております。ゲイ小説に造詣が深く、また著名かつ現役の翻訳家である柿沼先生のお話をきけるだけでも有意義な勉強会かと自負しております。月に一度の頻度ではありますが実効は充分あり、1998年には最初の文集『ウェルティの花束』を発行、2005年には作品社のTS論文集に、当ワークショップで翻訳したサンディ・ストーンの論文が掲載されました。2009年、レズビアンであった純文学作家、ウィラ・キャザーについてまとめた、翻訳&評論本『ポールの場合』を発行しました。また勉強会の課題として取り扱った『キャロル』も2015年に発売されました。

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の流行がおさまらないため、LOUD閉鎖とともに、当会を終了、見学者募集も休止しました。

* 今まで扱った課題について *←知りたい方はこちらをクリック


●『キャロル』発売のご案内: TOPへ


翻訳ワークショップの課題として扱った、パトリシア・ハイスミス『キャロル』、河出書房から正式な翻訳が出ました。ぜひ、お手にとってみてください。映画「キャロル」は、2016年2月公開、DVD他は2016年8月に発売されています。

『キャロル』Amazonほかで販売中。

河出書房新社公式サイト


* レズビアン小説翻訳ワークショップに関するQ&A(必ずお読みください): TOPへ

Q:英語以外の作品の翻訳もしていますか?
A:英語のみです。英語作品の、日本語翻訳を学んでいます。(日→英の翻訳はやっていません)

Q:ワークショップで訳したものを見ることはできますか?
A:『セックス・チェンジス』(作品社より発行)に、当ワークショップで翻訳したTS論文「帝国の逆襲」が収録されています。 また、ワークショップで発行した『ポールの場合』や、パトリシア・ハイスミスの『キャロル』(河出書房新社)等があります。

Q:私はレズビアンを自認していませんが、参加は可能ですか?
A:参加者のセクシュアリティーは問いません。ただし、レズビアン文学に対して理解と関心のない方は、当ワークショップの主旨から考えて、参加をご遠慮いただいております。

Q:ワークショップでは、どんなことをするのですか?
A:月に一度、同じ課題を各メンバーが訳してきて読みあわせ、先生のアドバイスを受けながら修正・推敲してしあげます。

Q:新メンバーは募集していますか?
A:申し訳ありません。休止しました。

Q:見学当日、必要なものはありますか?
A:課題文を郵送しますので、目を通した上でお持ち下さい。講義中、見学者は、質問および発言はできませんが、ご自分で翻訳してからお持ちになると、より中身の濃い見学ができます。また、見学費として、1,000円を頂いております。なお、直前のキャンセルは、ご遠慮下さい。

Q:訳して欲しい作品がありますが、訳してもらえますか?
A:個人レベルでの翻訳受注は行っておりません。ただ、上記にもありますように、「このような課題を扱ってみたら」というご提案は大歓迎です。レズビアン小説翻訳の出版・企画を考えてらっしゃる方からのご連絡もお待ちしております。

Q:ワークショップ参加の際に、必携辞書はありますか?
A:現在、特に指定はしておりませんが、『リーダース英和辞典』(研究社)、『ランダムハウス英和辞典』(小学館)の2冊、人名の発音等には『固有名詞英語発音辞典』(三省堂)等を参照できる環境であれば、充分です。最近はよい電子辞書もありますので、使いやすい物をご活用ください。ネットなども参照し、よりよい訳文をめざしています。


●掲示板: TOPへ

このページ専用の掲示板です。新しい情報もここへ書いていきます。

■「翻訳ワークショップ」専用掲示板へ


●関連リンク集: TOPへ

【LOUD official website】
母体になった【LOUD】のサイトです。サイトとツイッターは今後も残しておくとのことですので、LOUDへの問い合わせなどはこちらへどうぞ。

【レインボーコミュニティ coLLabo】
↑レズビアンと多様な女性たち(性的少数者)のための活動をするNPO法人、【レインボーコミュニティ coLLabo】のオフィシャルサイトです。(相互リンク)

【パフスクール】
↑ジェンダー、セクシュアリティ、マイノリティの視点に立ち、生きる知恵と勇気を共有し、学び合う場、【パフスクール】のオフィシャルブログです。(相互リンク)

【Tokyo International Lesbian & Gay Film Festival】
↑【東京国際レズビアン&ゲイ映画祭】のオフィシャルサイトです。

掛札悠子『「レズビアン」である、ということ』復刊について
↑日本の♀♀運動に一石を投じた、掛札さんの重要な著作。その復刊を希望するページです。

【恋人と時限爆弾】
↑Narihara Akiraの個人サイト。ガールスラブ小説などもアップされています。
海外で出たウィメンズラブアンソロジー『Sparkling Rain』(2009年ゴールデン・クラウン文学賞、ベスト・アンソロジー部門受賞)に、Nariharaの短編「The Pink Drink」が収録されています。(相互リンク)


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●講師紹介:TOPへ

柿沼瑛子(かきぬま・えいこ)プロフィール:1953年、神奈川県生まれ。翻訳家。ユニカレッジ他で翻訳の講師もつとめる。ゲイ文学研究の第一人者として知られ、書評も数多い。訳書はミステリも含めて100冊を越える。
主な訳書は、エドマンド・ホワイト『ある少年の物語』他(早川書房)、アン・ライスのヴァンパイア・クロニクルズ他、眠り姫シリーズ(扶桑社)、ステラ・ダフィ『カレンダー・ガール』 他(新潮社)、ノーラ・ロバーツ『光の三部作』他(扶桑社)、カレン・マリー・モニング『妖しき悪魔の抱擁』(ヴィレッジ・ブックス)。著書に『魔性の森』(徳間書店)、『耽美小説・ゲイ文学ブックガイド』(白夜書房、共著)、『本は男よりおもしろい』、『本は男より役に立つ』(社会思想社、共著)、『女性探偵たちの履歴書(プロフィール)』(同文書院インターナショナル、共著)、『キャロル』(河出書房新社)等。



●『ポールの場合』通販のご案内: TOPへ


イラスト:純原悠漓様 大都会の片隅で、孤独にさいなまれ、虚勢をはることしかできない高校生、ポール。唯一の慰めだった音楽が、父の手によって取り上げられた時、彼がとった行動とは……?

柿沼瑛子先生監修による翻訳で、ゲイ小説の古典が現代に蘇りました。二十世紀初頭のアメリカを代表する純文学作家、ウィラ・キャザーは、どのような心境でこの小説を書いたのでしょう? 翻訳ワークショップメンバーによる、作品の背景と考察も収録した、充実の一冊です。

2020年、電子書籍化しました。KindleUnlimitedでは無料で読めます。以下のリンクからご注文ください。

● Amazonで購入





■注意:
このページは、翻訳ワークショップの創立時からのメンバーで、1998年から23年間、世話人をつとめたNarihara Akiraが独自に作成しております。1998年まで在籍した溝口彰子さん、およびLOUDスタッフとは関係なく運営されていますので、そちらへのお問い合わせは、なさらないようお願い致します。
ワークショップで翻訳した『帝国の逆襲』『ポールの場合』『キャロル』、また今後出るハイスミスの伝記につきましては、溝口彰子さんは、当会内での翻訳には、いっさいかかわっておりません。これらについてのお問い合わせも、問い合わせフォームからお願いします。

質問、その他はすべて直接、問い合わせフォームから。





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